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2007年4月13日 (金)

読書近況

ちょっと「ノートル・ダム――」を休んで他の本に手を出してます。
ちょうど図書館でダン・ブラウンの「パズル・パレス」が戻っていたので借りて読んでみた。
いつもながらのスピード感溢れるストーリー展開とか深い学識に基づいた薀蓄、緊迫したシーン描写などは面白かったですが、今回はコンピューターの話がメインとあって、メカに疎い管理人には理解できない箇所もちらほら。分からなくても十分面白かったけど、コンピューターに詳しいともっと面白かったんだろうなー。
しかし、もし管理人がデヴィッドだったら、「ボクがスペインで命がけでやってきたことは何だったんだー!!」と言いたくなりますね(笑)。

毎作思いますが、ダン・ブラウンの小説に出てくる登場人物は、誠実で高尚な人物と下劣で卑薄な人物の差が大きいなあ。特に男性が(笑)。
純粋で一途な愛情深い男性がいるかと思えば、ツバ吐きたくなるような不快極まりないゲス野郎もいるし、何なんでしょうねえ、この落差はw。これもキャラの書き分けが出来てるということなんだろうなあ…。

知性と感性の豊富な御母堂と御妻君を持つダン・ブラウン自身は女性に深い敬意を抱いている才女好みのフェミニストですが、その女性を誠に崇拝している彼にしても、やはり男性には、というか人間には、密かにそういう極端な二面性というのはあるんだろうなあ。
もちろん、作品と作者は別物と考えるべきなんでしょうが、「チャーミングでメチャクチャ頭のいい天才的な女性」と「ハンサムで知的な一途な男性」のカップル(男性の方が美形に書かれる割合が多いw)というパターンは、ダン・ブラウン夫妻自身やご両親の影響が大きいような気がする(笑)。

しかし、ダン・ブラウンの小説とか読んでると、世界中に天才ってうじゃうじゃいるんだなあ…と思ってしまいます。もしかして、つか、もしかしなくても、自分の知的レベルが低いだけなのかも知れませんが(^^;)。
世界の学術レベルって高いなあ…というか、自分の知識の身についてなさをひしひしと感じてしまう;。やっぱり勉強不足なのか…?

あと、「ヒストリアン」を借りたので、それを今読書中です。まだちょっとしか読んでませんが、ドラキュラ公ヴラド・ツェペシュがらみで何だか面白そうです。これは映画とかにならないのかな?「女教皇ヨハンナ」の映画も待ち遠しいですが。

2006-12-09 22:57:52

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