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2011年3月 3日 (木)

運命の赤い宇宙服

Itsrakugakir

ちょうど「星を継ぐもの」を読み終えたその日にコミカライズのニュースを知りました。すごいめぐり合わせだw。つい勢いで落書きまでしてしまったw。読みにくいけど;。

ストーリーはざっと次の通り。
近未来、月面で赤い宇宙服を身に着けた謎の遺骸が発掘され、C14法による年代分析の結果、それは何と5万年前のものと測定された。世界中の科学者がその謎の解明にあたり、その中には非破壊検査鏡「トライマグニスコープ」の発明者で天才原子物理学者のヴィクター・ハント博士も関わることとなる…。

今までハードSFってとっつきにくい感じがしてたんだけどホーガンのは他のも読みたい。
まあ確かに専門用語が多くてはじめはすごくとっつきにくいけど、用語が分からなくてもストーリーは分かるので十分楽しめます。数章我慢して読んでいれば(笑)だんだんとひきこまれてきます。
どっちかというと映画向きだと思うんですけどね、ハリウッドでやってくんないかなあ。先年作者が亡くなったので追悼というか、企画とか出てそうな気もするんだけどな。
しかし星野先生は画力と科学知識に富んだSFコミックの権威らしいので(ホーガンの「未来の二つの顔」をすでにコミカライズしている)、ヴィジュアル化としてコミックスも大いに楽しみですが。
コミックの方はどうやら3部作(原作は5部作?)全てをやるらしいというもっぱらの噂なので、はやく残りのシリーズも読まねばw。
「アルコール中の血液濃度が~」のくだりとかは、田中芳樹先生もこういうの読んでたんだろうなーと思わせる文体でしたね。

(以下ネタバレ)
面白い作品には突っ込みどころがあるものでw。とりあえず読んでて浮かんだ突っ込みをば。技術的なことは全く分からないので突っ込みなんて入れられません(笑)。

●ガニメアン宇宙船の発見の時期が都合よすぎる気が;、まああの時代は太陽系内の探索がようやく活発になってきた時期なんだってことかもしれませんが。

●文字の解読とかミネルヴァについてとか、研究が混迷してる割にはサクサクと進みすぎてる気がする;。
ルナリアンは大発見だと思うのにガニメアンが出てきたらあっさり過去のもの扱いされてたりとか;。
つか、衝撃衝撃言う割にはみんなけっこう慣れちゃってるよね(笑)。

●地球を離れて心細くなってダンチェッカーと仲良くしちゃうハントw

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