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2012年12月 7日 (金)

アルスラーン戦記(2):王子二人

ストーリー:
アルスラーン一行は諸侯(シャフルダーラーン)ホディールのいるカシャーン城砦へ赴くが、ホディールはダリューンやナルサスらを排して自分が王太子を擁し権力を握ろうと企む。それを見抜いた一行は奇襲してきたホディールの部隊に反撃しホディールを返り討ちにする。
危地を逃れたアルスラーン一行は、パルスで最大の兵力が残っている東方のペシャワール城砦へ向かうことにした。
銀仮面卿ことヒルメスは、カーラーンの息子ザンデを配下に加えてアルスラーン一行を追跡し、アルスラーン一行は分散してそれぞれペシャワールへの道を進むことになる。
一行は偶然にアルスラーン・エラム・ギーヴ組とダリューン・ファランギース組、そしてナルサス一人に分かれ、ナルサスは途中でヒルメスに討たれた義侠ゾット族の族長の娘アルフリードを助けて共に旅をすることになった。
一方、ルシタニア勢ではますます内部の対立が深まっていた。
イノケンティウス七世や王弟ギスカール公と対立を深める大司教ボダンは、私兵の聖堂騎士団(テンペレシオン)を召喚する。
魔道士たちの仕業によって聖堂騎士団の団長が殺害され、ルシタニア勢の対立は一層緊迫したものになり、ギスカールはヒルメスを呼び戻す。ボダンは聖堂騎士団を率いてエクバターナから出て行った。
ペシャワールの城砦では、隣国シンドゥラから侵攻を受けるが、城砦を守る双刀将軍(ターヒール)キシュワードはこれを撃退する。
アルスラーン一行がとうとうペシャワールに到着したその夜、ヒルメスは城砦に忍び込むが、アルスラーンを討とうとしたところをペシャワールの将たちに囲まれてしまう。
ただ一人パルス王家とアルスラーンの出征の秘密を知るペシャワールの万騎長(マルズバーン)バフマンは「そのお方を殺せばパルス王家の血が絶えてしまう」と叫び、その隙にヒルメスは堀に逃がれて脱出。一同がバフマンに説明を求めたその時、再びシンドゥラの侵攻を告げる声が響くのだった…。

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