音楽

2008年4月 9日 (水)

覇王別姫

こんな時になんですが、観劇に行ってきました。
だって冬からチケット獲ってて、1万円もするし…。もったいないから、まあ、お婆様も許してくれるでしょう。

とりあえず、悪い意味で予想通りの出来のしろもの(笑)だったなあ。
映画を観てないと分かりにくい劇かも。
意外だったのはミュージカルちっくな劇だったこと。まあ京劇のお話だから、それもありか。

自分、シャオロウのファンなのに、なぜかシャオロウの出番が思ったより少なかったし(とゆーか、出てきてもあんまりかっこよくも活躍もしてない;)、正直この役の人は下手だったのがちょっと残念。
もっと蝶衣(ティエイー)や菊仙(チューシェン)とのラブラブっぷりを見たかったな。確かにベタベタはしてたけど色気がイマイチ(笑)。
チューシェンが二階から飛び降りてシャオロウが受け止めるシーンを入れて、後に文化革命の時の「怖い夢を見たの。私は飛び降りて…でも今度はあなたはいなかった…」「飛び降りろよ。受け止めてやる」というベタ甘なやりとりが聞きたかったw。
でも、音楽はgoodでした。特に「覇王別姫」を演じるのところの音楽はものすごく良かった。
さすがにこの一曲の為だけにもう一回観に行く程リッチではないので;サントラとか作って欲しいなあ。

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2007年4月 7日 (土)

音楽の話

新聞のエッセイ(?)にとてもステキな子守唄が載っていた。
浅学な私は知りませんでしたが、有名な歌だそうです。「ジョスラン」というオペラにあるとか。
著作権がもう切れているそうなので、歌詞を載せて置きます。

ジョスランの子守唄 

 むごきさだめ 身にあふりて
 汝(なれ)と眠る呪われの夜
 胸の憂い夢に忘れん
 祈らばや 揺らぐ星のもと
 夢のまきまきに
 憧れよみ空へ
 眠れいとし子よ ねむれ今はさ夜中
 ああ 夢ぞいのち マリヤよ守りませ

こちらで音楽も聴けます。
http://www.fukuchan.ac/music/jojoh/j-komoriuta.html

前半が良いですよね~。酷き運命 身に天降りて 汝と眠る呪われの夜…。おお、何てロマンチックでステキな訳!音楽もステキですしね。
このオペラは聞いたこと無いのですが、司祭の恋をテーマにしたものらしい。何だか好みなニオイがするのですがw、ちょっと調べてみたら、このオペラはもはや幻と化しているらしいので;、この曲以外は全幕入ったCDとかも無いらしいし、詳しく観賞するのは無理か…?

美しい歌と言えば、夢路より帰りて星の光仰げや…というあの歌、「ビューティフル・ドリーマー」もとても美しいですね。あれも名訳だわ。
全文はこちらのサイトでどうぞ↓。曲も聴けます。

夢路より(Bautiful dreamer)

http://www.interq.or.jp/japan/k3j/children's%20song/a%20foreign%20country%20song/yumejiyori.htm

http://www.ffortune.net/symbol/poem/foster/dreamer.htm

オペラと言えば、管理人が唯一CDを持っているのは「カルメン」です。オペラは好きな歌は割りとあるのですが、全幕良いなと思うのは少ない。でも「カルメン」は堅苦しくなく(内容もアレだしw)オペラと言うよりミュージカルっぽく聴きやすいです。
「モンテ・クリスト伯」やミュージカル版「オペラ座の怪人」に出てくる「悪魔公ロベール」ってどんなオペラか聴いてみたいなあ。噂によると、あんまり良い作品ではないようですが(笑)。「モンテ・クリスト伯」もオペラになってるそうですが、どんなのなんでしょうね。どちらも今の時代、やってないみたいですが。
以前に「ドン・ジョヴァンニ」を観たことがありますが、なんつーか、原作の1つであるモリエールの「ドン・ジュアン」を読んだときは、まだドン・ジョヴァンニにピカレスクとしての魅力を感じることができましたが、モーツァルトのオペラのヤツは

ただの淫乱なアホ

に見えてしまった(^^;)。
しかし、やっぱりラストの音楽とかはとても素晴らしい。「約束どおりやってきたぞ、ドン・ジョヴァンニ!」と言うだけの音楽がめっちゃカッコいいんだよな(笑)。モーツァルトの品性とその音楽とがかけ離れていると言われるのがよく分かりましたよ(笑)。
モーツァルトと言えば、「魔笛」の夜の女王のアリアも好きだな。

そういえば、最近「ザ・ベストハウス123」で高価なヴァイオリンベスト3の紹介で出てきたニコロ・パガニーニの話も何か面白かった。
またまた、音楽の素養の浅い私は知らなかったのですが(^^;)、かなり有名な音楽家なんだそうですね。
「あまりの超越的なヴァイオリン演奏の技巧に、世間の人々は『パガニーニは悪魔と契約しているのだ』と噂が立った」ってエピソードとか良いなあ。徹底的な秘密主義者で、楽譜を公開せず本人の演奏を聞くしか無かった。死後親戚に処分を依頼した為ほとんど残ってないっていうのも、モーツァルトの死と同じく何だかミステリアス。
ヴァイオリンは憧れの楽器ですが、小学校のころ習ってたピアノも上達遅かったし;、不器用な私には扱いこなせないだろうなあ。
ベストハウスを見た後、映画の「レッド・ヴァイオリン」を観てみようと思ったのですが、いきつけのレンタルショップに置いてなかった…(泣)

2006-11-15 18:07:43

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